11月27日にあかね組、29日にるり組の参観懇話会がありました。
あかね組は服作りを行い、作った服を着てファッションショーをする様子を保護者の方に見ていただきました。服作りのテーマは”春夏秋冬”です。ビニール袋や布を土台に3~6人ほどのグループで1着の服を制作しました。
作りたい季節をそれぞれ決めて、グループ分けをしたらまずは1人1枚自分が選んだ季節に合う服のデザインを考え、描きました。「夏だから花火を描こう」「春は~桜がいいかな!」と季節を感じられるものは何かしっかりと考えていました。
描き終えた後はグループの仲間とデザインを持ち寄り、話し合って1つのデザイン案を決めました。
複数人の想いを1つにするのはなかなか難しいことです。「どうしようか~」と悩む姿もありましたが、今までたくさん話し合いをしてきた経験があります。「僕の~~を前のこの部分に入れて、○○ちゃんの~~は後ろのここに入れるのはどう?」「いいね!!」とお互いが譲り合える中間地点を考え合っていました。
服作りは、描いたデザイン画を見ながら進めいていきました。「ここには、桜を付けるんだよね」「サンタさんはこっちじゃなくて反対側だった!」と話し合いながら楽しく制作する姿がありましたよ。
時には作り方が思いつかず、難しそうにする様子もありましたが仲間と相談し、力を合わせ試行錯誤しながら完成まで取り組みました。
服作りが終わったら今度はファッションショーの準備です。ファッションショーって何だろう?動画を見て、ランウェイを歩いてお客さんに服を見せること、モデル以外にも音楽をかける人や合図を出す人がいることを知りました。それを踏まえて必要な仕事を考え、役割分担をして実際に練習していきます。
取り組んでいくうちに、演出もあるといいね!と思いつき、チケットも作りたい!と色々アイデアが出てきました。何度も練習し、楽屋の人はかっこよく待っていた方がいいこと、モデルはしっかりとポーズをすると服がよく見えること等様々なことに気がついてあかね組のファッションショーが出来上がっていきました。本番は緊張していましたが、最後までやり遂げて保護者の方にも嬉しい言葉をもらって笑顔で終えることができました。終了後保育室で「緊張して疲れた~!」と言っていましたが、満足感でいっぱいの様子でした。
ファッションショー翌日には、あさぎ組やもえぎ組等の他学年も集まって皆で”ファッションショーごっこ”を楽しみました。ファッションショー前日のリハーサルに来てくれたあさぎ組ともえぎ組。「やってみたかったんだ!」と嬉しそうにポーズを決めていましたよ。あかね組が歩き方を教えたり、お客さんもいたりして楽しいひと時を過ごしました。
るり組では、子どもたちが大好きではまっているドッジボールの取り組みを見てもらいましたよ。
ドッジボールはルールが複雑で難しく、年長組だからこそできる遊びです。
初めは友だちがいない方に投げていたり、ボールの取り合いになってしまったりと、進まないことが多くありました。子どもたちはどうしたらいいドッジボールができるのかと、考え合っていましたよ。
ボールの取り合いになったら、どうしようか…
「2人で一緒に投げる」「話し合って決める」「じゃんけんして決める」
ボールはどうやって投げたらいいのかな…
「当てたい人をよく見て投げる」「前に手を伸ばして投げる」
キャッチの仕方は…
「ボールを抱きしめて取る」「下から上に取る」
子どもたちと一緒に考えていくと、様々な意見が出てきましたよ。
「練習したい!!」という声も出てきて自主活動の時間に誘い合ってキャッチボールをする子の姿も!
さらに的あてを作ったり、応援グッズを作ったり…。友達との関わり合いや遊びがさらに広がっていきました♪
「よーくねらってねらって…」「えい!!」
「こうやって作るんだよ」
子どもたち同士で教え合いながら作っていましたよ。
「旗もあるといいね!」
「みんなが楽しんでいるドッジボールをお母さんたちに見てもらおうよ」と伝えると、子ども達は大喜び!
参観懇話会の日を"るりんぴっくの日”として、お客さんに渡すチケットや、選手紹介カードなども作りましたよ。
当日は、考えてきたことを子どもたちが発表したり、ドッジボールの試合を見てもらったり、保護者の方にも参加していただいたり、みんなで楽しい時間を過ごすことが出来ました。

みんなで考え合うこと、力を合わせることなど、さらに成長した子ども達。
3期でも力を増やしていけるように、これからも毎日を大切に過ごしていきたいと思います。